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事業案内
Business guide
落合製材所は大井川流域の杉・桧の素材生産と製材を行なっております。
大井川流域で取れる材木は、古くからクセの無い良材として喜ばれてまいりました。
しかし、品質より安さが求められる時代の流れと共に、山に手をかけることも少なくなり、良材の育つ山林は年々荒れてきています。
こうした流れの中、少しでも多くの方々に木の素晴らしさを伝え、森が本来の姿を取り戻していくために出来ること・・・。
私たちの仕事はその第一歩なのです。
代表取締役社長 落合秀樹
製材事業
お客様に喜ばれる製品作り・管理
山からの原木を製材し、角材や板材に加工していきます。加工するにあたり、木1本1本の持つクセを見抜き、機械の音や見た印象と違い、とても細やかな気配りを要する作業を行っております。お客様の手に届く製品が喜んでいただけるものであるように・・・。機械の担い手は変わっても、昔から育まれたこの気持ちを忘れず、皆様からのご注文をお受けしています。
製材風景
製品倉庫
荒挽き材・仕上がり材の管理場所
自動送材車
最長13mまで製材可能
素材管理
山からの入材を仕分け・管理
山林事業
山を生かし、良材を育てる
年間を通して植林・下草刈り・間伐・伐採などを行ないます。苗木を植え、たくましい木に成長するまでに、少なくとも半世紀もの長い年月が必要です。草を刈り、間伐により光を森に取り込む。こうした積み重ねによって、山を生かし、良材を育てているのです。森林破壊とは違い、適正に山を管理することは、環境を守っていく上でも重要なこと。山林事業を通して、社会に貢献していけるよう勤めています。
グラップル(小)(中)
木材をつかむ能力に長けた機械。トラックの積み込み、材の積み上げ等を専門に行う。
プロセッサー
全幹材を測尺・枝払い・玉伐りと一台で三役こなす機械。
集材機(搬出架線)
急傾斜地から重たい木を運ぶ為に、ロープウェイの様な仕掛けを作る。
その時の動力源とり、ワイヤーロープを巻いたりする為の機械。
植林
杉は、約4年間畑で育てられ、苗の状態で山に植えます。この作業を植林と言います。この植林を行なう前に、枝や葉を大掃除。苗を植えるための地ごしらえを行ない、地面が現れてようやく植林を始めることができます。
苗木の根っこが縮こまらないように穴を掘ります。苗木を穴に入れたら、表面の土はバクテリアも多く、移し変えられるときにできた細かなキズに菌が入ってしまうため、なるべく掘り起こした下のほうの土をかけていきます。
苗木の頭を持って埋めた土を踏み固め、植林は完了します。
伐採
植林してから十分に生長した木を計画的に伐ることを伐採と言います。開発地建設のために木を伐っていくこととは異なり、森林を管理していく上でも、生長した木を伐り、新たに新しい木を植林していくことは、地球を守っていく上でもとても大切な作業なのです。
間伐
間伐はある程度大きくなった木を伐り、森の中に日光を射し込む様にする作業です。
木が大きくなれば当然森は混み合い、光が入らなくなってきます。光が入らない林の枝はやがて枯れていき、枝からの光合成で幹を太らせていた木々たちは生長することができなくなります。
また、木々が細いと倒れやすくなり、水土保全の役割も十分発揮できなくなってしまいます。
枝打ち
間伐の作業同様に森の中に日光を射し込む様にする作業です。
枝打ちは木の葉が落ちた枝をはらっていく作業です。枯れ枝を残したままにしておくと、製材した時に『しに節』といわれる節のある材になります。
下草刈り
勢いのいい草や潅木(かんぼく)に背を追い越されると、幼い木が育たなくなってしまいます。苗木を植えた年から数年間、夏の下草刈りは欠かせません。
下草刈りの他に、徐伐やツルきりといった、不要な木を伐ったり、木に絡みつくツルを伐ったり、植林した木が生長するように人間が加勢してあげることも、良い山をつくるには大切なことなのです。
環境事業
Plant Green 『 木こり物語 』
山で行なわれる作業や、木を身近に感じていただく木工作などを、1年間通して実施しております。自然の中で育まれる人間と木々との関係。山を生かすことや、環境を守ることの意味。難しいことはわからないけど、山の空気を吸ったら木々の働きをいっぱい感じられる。そんな体験を提案し、たくさんの方たちと環境問題について取り組んでいきたいと思います。
光を森に取り込む間伐・枝打ち体験
未来の森を育てる植林体験
木々の成長を助ける下草刈り体験
木工作広場
大迫力!大木を伐る伐採体験
木こりの積木ランド
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